トラックのDPFにおける自動再生・強制再生・手動再生の違いは？ | コラム | 山梨県笛吹市 春日居町駅【有限会社早川運輸】

2003年から設置が義務付けられたDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)。
クリーンな排気ガスを排出させるために大切な装置です。
この記事ではDPFにおける自動再生・強制再生・手動再生の違いについて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

▼DPFとは
DPFとは、トラックのディーゼルエンジンから発生する排気ガスに含まれる有害物質を、燃焼除去するフィルターのこと。
DPFがあると綺麗な排気ガスになります。

▼自動再生・強制再生・手動再生の違い
自動再生・強制再生・手動再生といった3種類の方法で、DPFを再生することができます。

■自動再生
コンピューターが自動でススを燃焼させます。
自動再生中にエンジンを切ると、ススが燃焼されずにDPFが詰まるケースがあるので注意が必要です。

■強制再生
特定の整備工場やディーラーでしか行なえない方法です。
DPF内部を強制的に約600℃の温度まで上げ、DPF内部に残留したススを燃焼させます。

■手動再生
車両を止めてアイドリングを行ない、DPFを手動で再生する方法です。
ススが溜まり過ぎている場合に、意図的に手動再生を行ないます。

▼まとめ
トラックのディーゼルエンジンから出る有害物質を除去するフィルターであるDPF。
「自動再生」「強制再生」「手動再生」といった3種類の除去方法がありますよ。
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