運送業のKYとは

query_builder 2023/09/01
コラム
45

運送業にはKYと呼ばれる用語があり、危険予知のことをいいます。
では、具体的にKYとはどんな内容のことをいうのでしょうか。
そこで今回は、運送業のKYについてご紹介します。

▼運送業のKYについて
KY=危険予知とは、作業をするうえで起こりうる危険を予知することをいいます。
事故やトラブルを未然に防ぐために必要とされています。
近年では、運転者が起こした事故で廃業にまでなるケースも少なくないため、KYは運送業において重要視されています。

▼KYTについて
KYT=危険予知トレーニングとは、危険を予測し指摘し合う訓練のことをいいます。
危険予知トレーニングは、平成18年4月以降から物流関係事業者の努力義務とされています。
危険予知トレーニングをおこなうことにより、事故を未然に防げ、潜むリスクに対する注意を促し、改善策を出すことができます。
従業員の危険を減らすことができるので、コンプライアンスを重要視している事業者はほとんど取り組んでいる傾向にあります。

▼RYTについて
RYT=リスクアセスメント危険予防とは、KYにリスクアセスメントの要素を取り入れたものです。
危険性を見出すだけではなく、危険のレベルをランク付けして優先度順にリスクを減らしていく活動をいいます。

▼まとめ
運送業のKYとは危険予知のことをいい、作業で起こり得る危険を予測することをいいます。
他にもKYT=危険予知トレーニングやRYT=リスクアセスメント危険予防があります。
どれも事故なく安全に運送業をおこなうために必要なものとなります。

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