DPマフラーの仕組みを知りたい
DPマフラーはディーゼル車から出る排気ガスをきれいにする装置のことで、装着が義務付けられています。
ではこのDPマフラーは、どのような仕組みで排気ガスをきれいにしているのでしょうか。
詳しくみていきましょう。
▼DPマフラーの仕組み
DPマフラーには、ディーゼルエンジンから出た有害な微粒子を除去するフィルターがついています。
このフィルターは、放っておくと微粒子が蓄積して目詰まりを起こします。
これを防ぐのが、フィルターの再生機能です。
エンジンの排気温度を上げることで微粒子を燃焼させ、フィルターを再生します。
▼フィルター再生の仕組み
フィルター再生の仕組みはメーカーにより異なりますが、主に以下のような段階を踏みます。
■自然再生
走行中にエンジンの排気温度が自然に上がることで微粒子が燃焼し、フィルターが再生する状態です。
ただし短距離走行が多いなどで排気温度がなかなか上がりきらないと、フィルターがスムーズに再生されないことがあります。
■自動再生
自然再生で取りきれなかった微粒子が一定量を超えると、自動で排気温度が上がりフィルターを再生してくれます。
このシステムは、メーカーや車種により搭載されていないものがあります。
■手動再生
渋滞が続く道路などで自動再生もスムーズに行われない場合、手動再生をします。
これを使うと、車が止まった状態でも排気温度を上げてフィルターを再生できます。
▼まとめ
DPマフラーは、ディーゼル車の排ガスをきれいにするために欠かせません。
その仕組みは、マフラーに搭載されたフィルターで有害な微粒子をキャッチするというものです。
フィルターの再生は、排気温度が上がって微粒子を溶かすことで行われています。
『有限会社早川運輸』では、DPマフラーの洗浄のご依頼も承っております。
定期的に洗浄することでDPマフラーの機能を保つことができますので、ぜひご依頼ください。
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